マンション建て替え事例紹介ーブランズ赤坂 | |
東急不動産が赤坂コーポラスを 組合方式で建替えに着手 |
|
株式会社マンションデータサービス提供 |
東急不動産 民間分譲で首都圏初の建て替え 1957年(昭和32年)に建築された民間分譲マンション「赤坂コーポラス」(東京都港区赤坂、総戸数32戸)の建て替え工事が始まった。東急不動産は02年ごろから建て替え推進業務の事業協力者として参画。マンションの建替え組合とともに、事業を進めてきた。今回の事業は「マンション建替え円滑法」を適用した組合方式による建て替えで、民間分譲マンションでは首都圏初という。07年9月竣工予定。 「赤坂コーポラス」は東京メトロ千代田線赤坂駅徒歩05分に位置する。地上5階建て、平均住戸面積は約64uで、建設当時はメゾネット方式を採用するなど注目を集めた。しかし、設備を中心に老朽化が進み、耐震性にも不安が出てきたため、建て替えが検討されてきた。 建て替え後は、地上10階建て地下2階建てとなる予定。平均住戸面積は約68u。総戸数は64戸となり、東急不動産はそのうち35戸を取得し,今秋から販売する。 2010年には築30年以上のマンションが90万戸を超えるといわれている。同社はこれをビジネスチャンスととらえ、今後も都心部を中心としたマンション建て替え事業に積極的に取り組む考えだ。 なお、建て替え後は、マンション名称を「ブランズ赤坂」へ変更する。 (住宅新報06.1.31号より収録)
|