アトラス野毛山
マンション建替え事例
公団野毛山団地、横浜市初の「円滑法」で建替え ‐ 旭化成ホームズ
野毛山住宅建替え委員会(木村明夫委員長)は、マンション建替え円滑化法に基づく横浜市の「建替組合設立認可」を受け、9月2日青少年交流センターにおいて建替組合設立総会を開催した。
同住宅はこれまで、平成16年10月に建替え委員会発足、同17年12月に区分所有法による一括建替えを決議して諸準備を進めてきた。今後は、居住所者の退去や権利交換等の諸手続きを経て明19年1月頃に旧建物解体に入る。
横浜市としては初の認可ではあったが、仮住まいの支援、建替え事業の補助金適用など、市の対応が後手に回りすぎるとして、地権者の中からは不満の声も上がっていた。
野毛山住宅/横浜市西区老松町、昭和31年旧日本公団分譲、5階建て5棟120戸
(アメニティ 2006.9.5号より収録)
項目 | 建替え前 | 建替え後 |
名称 | 野毛山住宅 | アトラス野毛山 |
敷地面積(㎡) | 6,345 | 6,345 |
延床面積(㎡) | 5,207 | 12,749 |
建物階高 | 5×5 | 6×1 |
戸数 | 120 | 142 |
平均面積(㎡) | 39~48 | 30~82 |
峻工 | 1956年 | 2008年 |
事業主 | 日本住宅公団 | 旭化成ホームズ |
事業手法 | 円滑化法、耐震性の不安 | |
所在地 | 横浜市西区老松町 |