階高の比率
1都3県マンションストック(2014年末時点)
階高の比率 (件数ベース) | 階高の比率 (戸数ベース) |
上のグラフは1都3県における分譲マンションストックの階高別比率をグラフにしたもので、左が件数ベース、右が戸数ベースです。一般に高層マンションと呼ばれている6~19階建てが件数、戸数ベースともに主軸になっています。平均戸数は「5階建以下」が41戸、「6~12階建」58戸、「13~19階建」121戸、「20階建以上」324戸です。
平均戸数41戸の「5階建以下」について補足します。「5階建以下」には1棟で構成される単棟形式と複数棟からなる団地形式とがあり、双方に大きな規模の差があるからです。団地形式は公団・公社の団地が中核になることから、平均戸数は250戸前後。片方、市街地で多くみられる単棟形式の「5階建以下」は平均戸数が30戸以下と当社は推定しています。竣工年でみると、団地形式は「築30年以上」に多くみられ、以後は右下がりの推移です。
「20階建以上」の超高層マンションの竣工は、1976年の与野ハウスから始まり、以後右上がりに増え続けています。特に最近の10年間は、前年帯より倍近く伸びている点が注目されます。
中層大型団地と超高層マンションの竣工戸数の推移をグラフにしました。じつの対照的な推移です。